エアバスとエミレーツ、2017年のA380納入分 6機の納期延期で合意

エアバスとエミレーツ、2017年のA380納入分 6機の納期延期で合意

ニュース画像 1枚目:エミレーツのA380
© Emirates
エミレーツのA380

エアバスは、2017年に引き渡しを予定していたエミレーツ航空向けA380の6機について、2018年に納期を延期すると発表しました。2018年に納入予定の6機も2019年に延期します。エミレーツの発表をロイターなどが伝えています。

エミレーツには89機目となる「A6-EUL」のA380が、2016年12月20日(火)に納入されています。エミレーツはこれまで142機のA380を発注、このうち89機を受領、受領残機数が53機となっています。納入延期される機体はロールスロイスのトレントエンジン装備機で、ロールスロイスとも合意したと発表されています。

エアバスはA380でエールフランスに2機、全日空(ANA)に3機、エティハド航空に2機、カンタス航空に8機、カタール航空に3機、シンガポール航空に5機を納入する予定で、エミレーツ分とあわせ112機の受注残があるものの、超大型機では苦戦をしています。

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