木更津駐屯地内のMV-22オスプレイ定期機体整備施設、開設式典を挙行

木更津駐屯地内のMV-22オスプレイ定期機体整備施設、開設式典を挙行

ニュース画像 1枚目:木更津駐屯地で開催された開設式典
© U.S. Navy / Richard L.J. Gourley
木更津駐屯地で開催された開設式典

アメリカ太平洋軍は2017年1月13日(金)、木更津駐屯地内にアメリカ海兵隊MV-22オスプレイの定期機体整備施設を開設したと発表しました。開設式典は1月12日(木)に開催され、アメリカ海軍西太平洋艦隊即応センター(Fleet Readiness Center West Pacific : FRCWP)、航空産業、木更津市、自衛隊関係者が出席しました。

整備事業は、富士重工業が実施するもので、同社は木更津駐屯地内の格納庫を借受け、MV-22に加え、陸上自衛隊が導入するV-22オスプレイも整備を手がける予定で、日米両国のオスプレイを共通で整備できる基盤とします。

アメリカ軍は日米同盟でこの施設の開設は、「ウィン-ウィン」の関係を築くことにつながり、海兵隊が航空機を維持するだけでなく、日本側もこの機材へのノウハウを蓄積することができるとコメントしています。

この施設には、アメリカ軍は航空機支援装置を提供し、富士重工の技術スタッフに国防総省の供給システムを使用する訓練を実施し、予定通りにプログラムが進捗していると明らかにしています。なお、整備作業が開始されると、厚木基地に拠点を置くFRCWPはエンジニアリングサポート、部品、技術データを提供していきます。

なお、木更津駐屯地のMV-22オスプレイ定期機体整備施設には1月中旬移行に開始される見込みです。

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