© AIRBUS S.A.S.
A350-900
エアバスは2017年1月17日(火)、A350 XWBが定期便の運航を開始して以来、旅客数が600万人超を記録したと発表しました。A350 XWBは、エアバスが開発した最新鋭機で、ローンチ・カスタマーのカタール航空へ「A7-ALA」を2014年12月下旬に引き渡し、2015年1月から運航を開始しており、2016年12月末現在でA350-900が62機が引き渡しされています。
引き渡しされた62機で25,000便超、154,000飛行時間を超える定期便が運航され、平均すると1日あたり12時間半、機体が運用されています。
A350を導入した航空会社は、カタール航空を皮切りに、ベトナム航空、フィンエアー、ラタム・エアラインズ(ラタム・エアラインズ・ブラジル、旧TAM航空)、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、エチオピア航空、タイ国際航空、チャイナエアライン、ルフトハンザと10社となっています。
A350は、定期便に投入されている標準で325席、航続距離8,100海里のA350-900に加え、長胴型で席数が標準で366席、航続距離7,950海里となるA350-1000の開発が進められています。A350-1000も2017年後半にも営業飛行が開始される予定となっています。