三菱重工、新造の巡視船2隻を海上保安庁に引き渡し 2月27日に記念式典

三菱重工、新造の巡視船2隻を海上保安庁に引き渡し 2月27日に記念式典

三菱重工業は2017年2月27日(月)、新造の1,000トン型巡視船2隻を海上保安庁に引き渡すため、山口県下関市の同社下関造船所において、引渡式を実施します。

新造されたのは、1,000トン型巡視船で境海上保安部に配置される「おき(PL-01)」と釧路海上保安部に配置される「えりも(PL-02)」の2隻です。両船とも、1月にマレーシアに供与された巡視船の代替として導入されるもので、船番号と船名は供与した巡視船のものをそのまま引き継いでいます。

新造された1,000トン型巡視船は、2012年から就役している「くにがみ型」に分類されるもので、船尾にはヘリコプター甲板が設置されており、燃料の供給などが可能となっていますが、ハンガーなどの格納設備は設置されていません。

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