横田基地C-130J初号機、ロッキード・マーティンのマリエッタ施設を出発

横田基地C-130J初号機、ロッキード・マーティンのマリエッタ施設を出発

ニュース画像 1枚目:横田基地に配備されるC-130J
© David Key / USAF
横田基地に配備されるC-130J

アメリカ空軍横田基地は、同基地に配備されるC-130J-30スーパーハーキュリーズの初号機が2017年2月24日(金)、ロッキード・マーティンのマリエッタ施設を出発したと発表しました。公開されている画像によると、ビューロナンバーは「14-5807」です。

C-130J-30は、横田基地の第374空輸航空団隷下、第36空輸飛行隊(36AS)の隊員が任務に使用し、既存のC-130Hを更新する予定です。 C-130Jは、貨物輸送、陸上輸送、航空輸送など西太平洋地域での平和維持活動や緊急事態への対処に使用します。

横田基地では、C-130Jの導入で今後、その能力を活かし、活動能力を高めるとしています。C130Jは、ロールス・ロイスAE2100D3ターボエンジンを搭載し、複合材の6枚プロペラを装備し、航続距離はC-130Hの約1,944キロメートルからC-130Jは3,147キロに長くなっています。乗員もC-130Hの5名からC-130Jで3名、兵員もC-130Hで92名からC-130Jで129名となります。

今後、横田基地には、C-130Jが14機、配備される予定で、北関東防衛局は2017年2月から2018年8月にかけて更新する予定と通知しています。

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