ボーイング、737 MAX 10Xを検討中 A321neoに対抗

ボーイング、737 MAX 10Xを検討中 A321neoに対抗

ニュース画像 1枚目:ボーイングが検討する737 MAX 10
© Boeing
ボーイングが検討する737 MAX 10

ボーイングは737 MAXの新機種、737 MAX 10Xについて明らかにしました。アメリカ・サンディエゴで開催されたISTAT会議でボーイングのランディ・ティンゼス民間機部門マーケティング担当バイス・プレジデントが発表したもので、同氏のRandy's Blogで明らかにしています。

全長は43.8メートルで、3月7日(火)にロールアウトした737-MAX-9より1.68メートル長胴化されます。座席数はモノクラスで230席ほど、2クラス制で189席になるとみられ、Randy's Blogではその競合にA321neoをあげています。737 MAX 10XはA321neoと比べ、シート、飛行あたり5%減を実現し、最も効率よい機材になるとしています。

ボーイングはこの新たな機種について、2017年内にも開発を決定、正式に発表される見通しです。これまでのボーイングの機種では757クラスとなる見込みです。

また、正式発表を前に、ボーイングはインドのスパイスジェットやジェットエアウェイズに737 MAX-10の提案をしているとロイターが伝えており、Randy's Blogも社名は明言されていませんが、航空会社へのアプローチを認めています。

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