海保供与の巡視船「えりも」、マレーシアの披露式典で「KM PEKAN」に

海保供与の巡視船「えりも」、マレーシアの披露式典で「KM PEKAN」に

ニュース画像 1枚目:ナジブ首相から「KM PEKAN」のパネルが田中副大臣に寄贈
© 海上保安庁
ナジブ首相から「KM PEKAN」のパネルが田中副大臣に寄贈

海上保安庁は2017年3月21日(火)、同庁が供与した巡視船の披露式典がマレーシア・ランカウイ島で開催され、この式典に田中良生副大臣が出席したと発表しています。この巡視船は、1月24日(火)に解役となった巡視船「えりも(PL-02)」と巡視船「おき(PL-01)」の2隻のうち、「えりも(PL-02)」が日本での改修工事を終え、3月中旬にマレーシアへ到着していました。

式典には、マレーシアのナジブ首相が、巡視船を新たに「KM PEKAN(9203)」と命名しました。ナジブ首相と共に出席した田中副大臣には「KM PEKAN」のパネルが寄贈されています。

今回の供与は、マレーシア政府の要請を受けたもので、マレーシア海上法令執行庁(MMEA)で使用されます。「えりも」に続き「おき」も4月から6月にマレーシアへ向かう予定となっています。いずれの船舶とも艦尾にヘリコプター甲板が設置されており、寄贈されたパネルは、ヘリコプターが着艦している画像が使用されています。

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