室屋義秀選手、レッドブルエアレース・サンディエゴで2度目の優勝

室屋義秀選手、レッドブルエアレース・サンディエゴで2度目の優勝

ニュース画像 1枚目:表彰台に登った室屋義秀選手、2度目の優勝に輝く
© Balazs Gardi/Red Bull Content Pool
表彰台に登った室屋義秀選手、2度目の優勝に輝く

2017年4月15日(土)と4月16日(日)の2日間、アメリカ・カルフォルニア州サンディエゴのサンディエゴ湾で「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ 2017 サンディエゴ」が開催されました。大会では、マスター・クラスで日本の室屋義秀選手が優勝、エアレースにおける室屋選手の優勝は、2016年の千葉大会以来2度目となります。

室屋選手は今回のサンディエゴ戦から使用機体であるEdge 540 V3「N31YM」のデザインを「大空を飛ぶ鷹の翼」をイメージしたカラーに更新して臨んでいましたが、4月15日(土)の予選は、その「N31YM」でのエンジンの不調などから10位で試合を終えていました。

4月16日(日)の決勝戦では、初戦の「ラウンド・オブ14」でカナダのピート・マクロード選手と、2戦目の「ラウンド・オブ8」では、前回大会優勝者でチェコのマルティン・ソンカ選手と対戦、いずれも1分を下回る好タイムで勝利、最終ラウンドに進みました。

最終ラウンドの「ラウンド・オブ4」では、この日の全ラウンドを通じて最速となる58秒台で飛行、2位のポドランセック選手と2秒もの大差をつけて優勝しました。優勝を受けて室屋選手は、「とても嬉しい」と気持ちを表した上で「今回の優勝は千葉での優勝とは少し違います。通算2勝目ですし、前よりも強くなれているという感触があります。」とコメントしています。

今回のサンディエゴ戦により、室屋選手は2017年シーズンのポイントを15ポイントに伸ばし、総合3位に浮上しました。6月3日(土)と6月4日(日)に開催される千葉大会に期待が集まります。

この記事に関連するニュース
メニューを開く