横田基地、関東航空機空中衝突防止対策会議で複雑な空域への理解はかる

横田基地、関東航空機空中衝突防止対策会議で複雑な空域への理解はかる

ニュース画像 1枚目:関東航空機空中衝突防止対策会議のため横田基地に飛来した民間機26機
© U.S. Air Force photo by Yasuo Osakabe
関東航空機空中衝突防止対策会議のため横田基地に飛来した民間機26機

横田基地で2017年4月15日(土)、「関東航空機空中衝突防止対策会議」が開催されました。同基地はこの会議におよそ100名超のパイロットが参加し、横田空域をはじめ、混雑する首都圏の空域、航路や各種業務について、パイロットたちの理解を深め、安全運航の素地作りに取り組んでいるとしています。会議では3時間にわたり横田、厚木航空基地、厚木キャンプなどのセッション、各種運航に関するブリーフィングなどが行われました。

参加者らは昼食後に、横田基地の施設見学も行い、C-130Jスーパーハーキュリーズ、横田空域をコントロールする航空管制、レーダー施設なども見学し、参加者らはコントローラたちの業務を確認し、質問を通じてそれぞれの理解を深めました。

「関東航空機空中衝突防止対策会議」は2010年から開催され、横田基地のアメリカ空軍など軍関係者をはじめ、日本のパイロット、航空事業関係者等が出席し、横田、入間、立川、調布、キャンプ座間、厚木基地と各基地、飛行場が隣接し、東京コントロール、厚木GCA、入間GCAと入り組む空域について安全運航に資する議論を行っています。

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