日本航空(JAL)は、新たな路線として成田発着のメルボルン、コナ線の開設を検討している模様です。日本経済新聞が2017年5月26日(金)付けで伝えています。記事では、オーストラリア、ハワイへの路線開設とあわせ、成田発着のパリ線、仁川線を運休し、国際線の就航路線を見直しするとの観測です。
JALは2010年10月末まで、成田/コナ線を就航していましたが、これを撤退しており、実現するとおよそ7年ぶりの再開となります。運休前の機材は767-300を使用しており、その後に実施されたチャーター便でも同様でした。なお、現在はハワイアン航空が羽田/コナ線を開設、週3便を運航しています。
また、メルボルン線はワンワールドに加盟するカンタス航空が最大でデイリー運航する路線で、JALにとってはシドニー線とあわせ、オーストラリアへの路線拡充となります。オーストラリア国内線の移動についても、カンタス航空とのコードシェアを含め、多様な選択肢を提供できる環境にあります。