富山県で墜落のセスナ172「JA3989」、搭乗者4人の死亡を確認

富山県で墜落のセスナ172「JA3989」、搭乗者4人の死亡を確認

2017年6月3日(土)、富山県立山町の山中に小型機が墜落した事故で6月4日(日)、搭乗していた4名全員の死亡が確認されました。

この事故は、6月3日(土)午後、富山空港から松本空港に向かっていた新中央航空が保有するセスナ172、機体番号(レジ)「JA3989」が富山県立山町の北アルプス「鬼岳」付近で墜落、搭乗者からの通報により、富山県警察が捜索を行っていたものです。

6月3日(土)17時ごろ、東京空港事務所から自衛隊に災害派遣要請が出され、翌6月4日(日)までに航空自衛隊小松救難隊のUH-60Jが2機、新潟救難隊と小松救難隊のU-125各1機の計4機が出動しました。このほか、陸上自衛隊の金沢駐屯地に拠点を置く第14普通科連隊、富山駐屯地の第382施設中隊が派遣されています。

こうした捜索の結果、6月4日(日)の早朝に獅子岳の斜面で墜落機が発見され、搭乗していた4人全員の死亡が確認されました。運輸安全委員会は、現地に調査官を派遣し、事故調査にあたっています。

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