エアレース千葉2017、室屋選手が優勝 2大会連続

エアレース千葉2017、室屋選手が優勝 2大会連続

ニュース画像 1枚目:レッドブル・エアレース千葉大会で飛行する室屋機「N31YM」
© Redbull Airrace
レッドブル・エアレース千葉大会で飛行する室屋機「N31YM」

2017年6月3日(土)と6月4日(日)の2日間、千葉県千葉市で「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ 2017 千葉」が開催されました。大会では、マスター・クラスで日本の室屋義秀選手が優勝、エアレースにおける室屋選手の優勝は3回目となります。また、千葉大会での優勝は2回目、前回のサンディエゴ戦での優勝から、初の2大会連続優勝となります。

室屋選手は、前回のサンディエゴ戦から使用機体であるEdge 540 V3「N31YM」のデザインを「大空を飛ぶ鷹の翼」をイメージしたカラーに更新して臨み、同大会で優勝、2大会連続優勝となるか注目されていました。6月3日(土)の予選は、カナダのピート・マクロード選手が1位、室屋選手は4位で通過しました。

6月4日(日)の決勝戦、室屋選手は初戦の「ラウンド・オブ14」でチェコのペトル・コプシュタイン選手と対戦、0.007秒差で競り勝ち、第2戦に進出します。2戦目の「ラウンド・オブ8」ではオーストラリアのマット・ホール選手と対戦し、双方2秒のペナルティを受けるも僅かに室屋選手のタイムが上回り、最終戦の「ファイナル4」に進出、「ファイナル4」では、室屋選手が最速タイムの55秒288で飛行し、優勝を勝ち取りました。

なお、今回の千葉戦により、室屋選手は2017年シーズンのポイントを30ポイントに伸ばし、マルティン・ソンカ選手と同列の総合1位に浮上しました。

■レッドブル・エアレース千葉 2017 各選手の順位と使用機
1位 室屋義秀選手 (日本) 「N31YM」Zivko Edge 540
2位 ペトル・コプシュタイン選手 (チェコ) 「N513AG」Zivko Edge 540
3位 マルティン・ソンカ選手 (チェコ) 「N806PB」Zivko Edge 540
4位 マティアス・ドルダラー選手 (ドイツ) 「N721MD」Zivko Edge 540
5位 マイケル・グーリアン選手 (アメリカ) 「N540BF」Zivko Edge 540
6位 マット・ホール選手 (オーストラリア) 「N540MH」Zivko Edge 540
7位 ピート・マクロード選手 (カナダ) 「C-GYRB」Zivko Edge 540
8位 カービー・チャンブリス選手 (アメリカ) 「N14KN」Zivko Edge 540
9位 ミカエル・ブラジョー選手 (フランス) 「N540XS」MX Aircraft MXS-R
10位 フアン・ベラルデ選手 (スペイン) 「N26VE」Zivko Edge 540
11位 フランソワ・ルボット選手 (フランス) 「N822MG」Zivko Edge 540
12位 ピーター・ポドランセック選手 (スロベニア) 「S5-MPP」Zivko Edge 540
13位 ニコラス・イワノフ選手 (フランス) 「N4767」Zivko Edge 540
14位 クリスチャン・ボルトン選手  (チリ) 「N22ZE」Zivko Edge 540
期日: 2017/06/03 〜 2017/06/04
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