ボーイングと川崎重工、先進生産技術や将来航空機事業で協力強化へ

ボーイングと川崎重工、先進生産技術や将来航空機事業で協力強化へ

ボーイングと川崎重工業は2017年6月20日(火)、「パリ・エアショー2017」で先進生産技術や将来航空機事業で共同検討を含む協力強化に合意しました。この協力は、ボーイングが製造する民間機(BCA:ボーイング・コマーシャル・エアプレインズ)を含む取り組みです。川崎重工は現在、767、777、787の製造に参画しているほか、開発中の最新鋭機777Xにも製造を手がけています。

協力強化の内容は、ボーイングの将来民間機事業での協力のあり方を検討するほか、サプライチェーンの効率化をさらに進め、共同コストダウンや既存事業でのコスト削減活動の推進によるボーイング民間機の市場競争力を強化します。

また、ボーイングと川崎重工は先進的な生産技術を含む共同研究開発に取り組むほか、将来は共通の関心事となる分野で共同開発や協業に取り組みます。ボーイングは川崎重工と40年以上にわたりパートナーシップを築き、引き続き両社の市場競争力を高めていきます。

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