派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦「てるづき」、6月21日に遭難者を救助

統合幕僚監部は2017年6月27日(火)、ソマリア沖アデン湾で現地時間の2017年6月21日(水)、派遣海賊対処行動の任に就く護衛艦「てるつぎ(DD-116)」が遭難船舶を救助したと発表しました。

当日、アデン湾でゾーンディフェンスを実施していた「てるづき」が、漂流している漁船を発見し、当該船舶の乗船者から事情を聞いところ、エンジン故障により、約7日間漂流していたことが判明し、救助の要請を受けました。これを受け、飲料水と食料を提供しただけでなく、当該船舶をベルベラ近郊まで曳航し、ソマリア側に引き渡しました。

なお、海上自衛隊の福田将補が司令官を務めている第151連合任務部隊(CTF151)司令部は「てるづき」をはじめ、関係各所と緊密に連携し、この事案に対応しています。