航空機リース会社のAviaAMリーシングは、リトアニアのチャーター便を運航する航空会社のクラスジェットに、737-500をリースしたと発表しました。機体記号(レジ)「LY-KLJ」で登録されている機体で、AviaAMリーシングは2016年11月にこの機体を取得しました。製造は1998年7月の19年目の機体で、コンチネンタル航空で使用された後、トランスアエロ航空で最後は126席のモノクラス仕様で使用されていました。
クラスジェットへの引き渡し前に、MROプロバイダーFLテクニックが5カ月間にわたり、エコノミークラスのリニューアルなどを行い、ビジネス旅行の大規模グループ、プロスポーツチーム、政府関係者向けの移動需要に対応するため、機内の大幅な改修が実施されています。AviaAMリーシングによると、すでにスポーツチームから関心が寄せられ、ユーロリーグに参加するバスケットボール「BCジャルギリス」が使用する予定で、秋からこの機体で各地に遠征する予定です。
新仕様はビジネスクラスの56席の革シートが装備されており、機内は豪華さを保ちながらデザインでは木の温かさや新たなカーペットで清新さを保っています。改修後の機体は、リトアニアの航空当局からの耐空証明、ヨーロッパ航空庁(EASA)補足型式証明などを受領しています。