7月29日に大規模地震時医療訓練、自衛隊から航空機6機などが参加

7月29日に大規模地震時医療訓練、自衛隊から航空機6機などが参加

ニュース画像 1枚目:平成29年度大規模地震時医療活動訓練の広域医療搬送計画
© 内閣府
平成29年度大規模地震時医療活動訓練の広域医療搬送計画

防衛省統合幕僚監部は2017年7月29日(土)、内閣府が主催する「平成29年度大規模地震時医療活動訓練」に陸上、海上、航空の各自衛隊と統合幕僚監部が参加すると発表しました。参加規模は人員約250名、艦艇1隻、航空機6機、車両約20両です。「大規模地震時医療活動訓練」は内閣府主催で実施される訓練で、これまで同様に2017年度も南海トラフ地震を想定して実施されます。

訓練想定は三重県、大阪府、兵庫県、和歌山県に甚大な被害発生を想定、航空搬送拠点として大阪国際(伊丹)空港、但馬空港、南紀白浜空港の飛行場施設に加え、三重県広域防災拠点、八尾SCU、史跡難波宮跡、岸和田市中央公園、三木総合防災公園、南あわじ市文化体育館、コスモパーク加太、和歌山下津港が使用されます。また、域外搬送拠点臨時医療施設(SCU)として仙台空港、新潟空港、滋賀医科大学、滋賀県立大学を使用します。当日は、宮城県、新潟県、滋賀県、三重県、大阪府、兵庫県、和歌山県で訓練が実施されます。

防衛省からは、統合幕僚監部の人員約10名のほか、陸上自衛隊の人員約60名、航空機3機、車両約15両、海上自衛隊の自衛艦隊や人員約160名、輸送艦「おおすみ(PLH-03)」1隻、 C-130Rを1機、航空自衛隊の人員約20名、C-130HとCH-47の2機、車両約5両が参加します。

この訓練には自衛隊のほか、警察庁、消防庁、厚生労働省、国土交通省、海上保安庁、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、中日本高速道路などが参加する予定です。このうち、海保のEC225が八尾SCUから滋賀医科大学への搬送を実施します。詳しくは、内閣府、または自衛隊のウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/07/29
メニューを開く