サウジアラビアのサウディアは、同社が保有する777-200ERの15機を退役、その再販を担う企業にエア・パートナーを指名しました。エア・パートナーが契約したサウディアの777-200ERは1997年12月に導入された機材で、GE90エンジンを搭載しています。装着する座席はファースト24席、ビジネス38席、エコノミー170席、計232席の機材です。
サウディアは保有機の更新を進めており、777-200ERは退役する機種の1つでリージョナル路線や国際線により座席数の多い機種に交換します。サウディアは中期経営計画「SV2020」で新機種の導入を打ち出しており、これを活用した既存路線の座席供給量の増加や新たな就航地の開拓を進めています。計画では、2020年に保有・運航機材は200機、主に導入する機種はA330-300、787-9、777-300ERです。