デルタ航空は2017年8月5日(土)、トゥールーズからアトランタへ同社初のA350-900をフェリーしました。このフライトはDL9959便として20時20分すぎに出発、およそ9時間の飛行を経て、アトランタに日曜日の1時50分すぎに到着しました。
フェリーフライトにはデルタ・テックオップスのスタッフをはじめ、フリート・ストラテジー&トランザクション、IT、プロダクト・マーケティング、フライト・オペレーション、オンボード・サービスなどA350の運航に関わる各部署のスタッフが搭乗し、そのフライトを体験しました。この多くのスタッフは2014年11月の発注以来、A350導入プロジェクトに携わっています。
到着したアトランタでは深夜2時ごろにも関わらず、Fコンコースへの到着前にウォーターキャノンで歓迎を受けました。この機体は10月30日(月)の成田/デトロイト線で国際線デビューを果たす予定です。なお、これを前に客室乗務員や地上スタッフなどの機体への慣熟度を高める狙いから、アメリカ国内線で慣熟飛行を予定しています。