自衛隊、9月2日に離島統合防災訓練を実施 沖縄県総合防災訓練へ参加

自衛隊、9月2日に離島統合防災訓練を実施 沖縄県総合防災訓練へ参加

統合幕僚監部は2017年9月2日(土)、2017(平成29)年度「離島統合防災訓練」を実施します。沖縄県が計画する沖縄県総合防災訓練に合わせて実施するもので、離島での突発的な大規模災害への対処を実動訓練し、防災関係機関と連携を強化し、自衛隊の離島災害対処能力の維持、向上を図ります。恩納村赤間総合運動公園を主会場として正午から16時まで実施します。

この訓練は、沖縄本島北西沖地震の発生を想定、各自衛隊間の連携要領、関係地方公共団体などとの連携要領を訓練、確認します。情報伝達訓練、偵察訓練、被災現場における救出・救助訓練、災害派遣医療チーム「DMAT」などの空輸訓練、避難住民・傷病者輸送訓練、航空搬送拠点臨時医療施設「SCU」の開設や運営支援訓練、炊き出し訓練などを実施します。

参加部隊は、人員約530名、航空機10機、艦艇1隻、車両約40両の規模です。このうち陸上自衛隊西部方面隊から人員約120名、UH-60Jが1機、CH-47Jが3機派遣されます。海上自衛隊は佐世保地方隊から派遣人数360名、護衛艦「いせ(DDH-182)」とP-3Cが1機、参加します。航空自衛隊は航空総隊、航空支援集団で構成し、人員約40名、F-15が2機、U-125が1機、CH-47Jが1機、UH-60Jが1機、車両約10両が参加します。

なお、F-15の2機は偵察・情報収集活動として13時2分ごろに恩納村赤間総合運動公園を飛行するほか、U-125が13時5分、 P-3Cが13時9分ごろにそれぞれ飛行します。また、自衛隊以外の航空機として内閣府沖縄総合事務局のAS350ヘリで映像伝送、沖縄県ドクターヘリのEC-135、奄美ドクターヘリのAW109SP、海上保安庁のAW139、MESHサポートのAS350B2などが使用される予定です。

期日: 2017/09/02
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