ジェットスターがベトナムで展開する格安航空会社(LCC)ブランド、ジェットスターパシフィック航空の株式の過半数をベトナム航空が取得したことが2012年2月21日、発表されました。ベトナム国営資本投資会社(SCIC)が保有する株式の大半をベトナム航空が取得しました。また、カンタスグループ保有のジェットスターパシフィック航空の株式は27%から30%に引き上げられました。
ジェットスターでは、日本航空との協力によるジェットスター・ジャパンと同じく、フルサービスキャリアのベトナム航空とLCCモデルはうまく運営できるとコメントしています。
今回の資本構成の変更にあわせ、ジェットスターパシフィックは注入された資金で2012年中旬ごろから737型をA320型に機材更新する計画です。計画では順次導入を進め、数年でA320型を15機にする予定です。
なお、ジェットスターパシフィックは現在、A320型2機、737-400型5機を保有、運航しています。