エアバス・ヘリコプターズ、ドイツ施設でH145シミュレータがレベルD認証

エアバス・ヘリコプターズ、ドイツ施設でH145シミュレータがレベルD認証

ニュース画像 1枚目:H145シミュレータのコクピット
© AIRBUS
H145シミュレータのコクピット

エアバス・ヘリコプターズは2017年9月13日(水)、同社のドイツ・ドナウヴェルト施設のH145シミュレータがドイツ連邦航空局からレベルDの認証を獲得したと発表しました。レベルDはフルフライトシミュレータで最も高い認証レベルです。これにより、同施設でH145フルフライトを使用した訓練は、条件を満たせば、実際の飛行時間に繰入れることも可能です。

レベルDのヘリコプターシミュレータは、6方向への動きを再現し、最低でも180度の視野を確保、現実に即した音や視覚シミュレーションを提供し、いくつかの特別な運動効果を再現する能力といった基準を満たす条件があります。エアバス・ヘリコプターズによると、ドナウヴェルト施設の新シミュレータは要件を満たすと共に、部分的に規定された要件を上回る能力があります。

これによりエアバス・ヘリコプターズは、ドイツ国内外の顧客に向け、特に極限の飛行条件下での任務をはじめ、さまざまな緊急時の手順の訓練を行う幅広い機会を提供します。 このH145シミュレータは、世界で初めて認証を獲得したフルフライトシミュレータでもあります。なお、ドナウヴェルト施設では年間400名以上のパイロットが訓練アカデミーを卒業し、この訓練で1,500飛行時間を達成しています。

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