ANAグループ、羽田にグランドハンドリング用シミュレーター導入 日本初

ANAグループ、羽田にグランドハンドリング用シミュレーター導入 日本初

ニュース画像 1枚目:トーイング・トラクターのシミュレーター
© ANA
トーイング・トラクターのシミュレーター

ANAグループで羽田空港の運営、ハンドリングを担うANAエアポートサービスは2017年10月4日(水)、日本で初めて、航空機の運航に関わる特殊機材で航空機を牽引するトーイング・トラクター、旅客搭乗橋のパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ向け訓練用のシミュレーターを導入したと発表しました。同社は、特殊機材のオペレーター養成訓練を10月初旬から開始します。

ANAエアポートサービスはこれまで、トーイング・トラクターやパッセンジャー・ボーディング・ブリッジのオペレーター養成訓練を航空機の運航していない深夜時間帯などを使い、本物の航空機や特殊機材を使用して実施していました。専用シミュレーターの導入で、訓練を効果的、かつ効率的に実施できるようになります。なお、専用シミュレーターの開発は、東急テクノシステムと共同で実施しました。

専用シミュレーターの導入で、実際の航空機や機材では訓練できなかったイレギュラーへの対応訓練も可能になり、航空機の空き時間を利用する訓練から計画的で柔軟な訓練スケジュールを設定でき、短期間で通常操作に加えてイレギュラー対応など操作スキルの高い人材育成が可能になります。

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