陸上自衛隊は2017年10月14日(土)から12月4日(月)まで、北部方面隊による西部方面区への協同転地演習を実施します。演習は転地先まで移動する「長距離機動訓練」となります。
この演習は、北海道を所管する第2師団、第5旅団が、九州地方と沖縄県を所管する西部方面隊の西部方面区への転地演習を実施し、長距離機動に必要な統制・調整能力の向上を図る目的で実施されます。転地先では、大分県の日出生台演習場や十文字原演習場、奄美大島などで「西部方面隊実動演習」に加り、北部方面隊の即応性の向上を図ります。
参加部隊と装備は、旭川駐屯地に拠点を置く第2師団の1コ普通科連隊基幹の人員およそ1200名、OH-6とUH-1が2機ずつの計4機、車両が約400両、帯広駐屯地の第5旅団の1コ普通科連隊基幹が人員およそ650名、OH-6とUH-1が1機ずつの計2機、90式戦車1両と自走榴弾砲2門を含む車両は300両です。