ボンバルディア、CS300で環境適合性の認証を取得 環境への影響を開示

ボンバルディア、CS300で環境適合性の認証を取得 環境への影響を開示

ニュース画像 1枚目:CS300
© Bombardier
CS300

ボンバルディアは2017年10月3日(火)、ジュネーブで開催されたグローバル・サステナブル・エイビエーション・サミットで、CS300が環境適合製品(EPD)の認証を取得したと発表しました。ボンバルディアはCS100でも同様の証明書を獲得しており、この認証獲得からちょうど1年後にCS300でも同様の認証獲得となりました。同社は航空機の環境への影響をすべて開示している航空機メーカーは他にないと、その環境適合性をアピールしています。

EPDは、製品やサービスのライフサイクルにおける環境性能に関する国際的な評価プログラムで、1999年に世界初のEPD認証製品が発表され、36カ国、700以上の製品、サービスがEPD認証を得ているもので、CS300はスウェーデンのEPDが承認機関となっています。

ボンバルディアは、航空業界の持続可能な成長の実現に向け、具体的な行動と透明性を重視しており、CシリーズはEPDを通じて航空会社や利害関係者にその環境性能のすべてを開示しているため、ライフサイクルの各ステージで最大限に活用されるだろうとコメントしています。

また、CS300は顧客の期待を上回る先進的、かつ持続可能な航空機を市場に投入するボンバルディアの姿勢を明確に示し、耐用寿命終了時の回復可能性のほとんどの要素が、環境に与える影響を低減させると評価され、国際民間航空機関(ICAO)の二酸化炭素排出量の新基準も完全に満たしています。

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