フィリピン航空、未納の空港使用料などの支払いで合意 約130億円

フィリピン航空、未納の空港使用料などの支払いで合意 約130億円

フィリピン航空は2017年10月6日(金)、未納の空港ターミナル利用料などについて、60億ペソ(約130億円)を納付することでフィリピン運輸省と合意しました。報道によると、未納分の納付期限は2017年末とされています。

フィリピン航空は1999年からマニラ・ニノイ・アキノ空港の第2ターミナルを独占的に使用しており、空港利用料などの未払い額が72億ペソに達したことから、運輸省が一括括納付を要請し、ドゥテルテ大統領からも「払わなければ閉鎖する」と警告されていました。

支払いに至った決定的な要因は、フィリピン航空がドゥテルテ政権下で、信頼と自信を表明することにあり、同社は今後もフィリピンの重要な航空定期便の運航を継続していく姿勢を明確にしました。

フィリピン航空は、セブパシフィック航空などとの競争激化や燃料費増による損失に対する改善策をまとめ、今後はフィリピン以外の航空会社の資本を受け入れ、競争力を取り戻す道を模索します。

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