チャイナエアラインは2017年12月1日(金)、受領したA350-900のフェリーフライトで持続可能なバイオ燃料の混合物を使用し、輸送しました。A350-900のフェリーフライトでバイオ燃料を使用したのは、2社目となります。納入されたのは機体記号(レジ)「B-18912」で、チャイナエアラインのA350は10機となります。
フェリーフライトの燃料は、Air Totalがトゥールーズで供給しました。Air Totalは2016年5月にトゥールーズ施設を開設、これ以来、環境に優しいバイオ燃料を使ったフェリーフライトで21機が引き渡しされています。
エアバスは、フェリーフライトにトゥールーズでのバイオ燃料の提供に加え、ドイツのハンブルク、アメリカのモービル工場の施設からフェリーフライトでバイオ燃料を使用するオプションを導入する方向で取り組んでおり、2018年にもこのサービスを開始します。さらにこの2施設でのサービス開始後、中国の天津施設からフェリーフライトでも、同様のバイオ燃料の利用を可能とする計画です。