エアバス、ドイツ空軍に15機目のA400Mを納入 最新は「54+16」

エアバス、ドイツ空軍に15機目のA400Mを納入 最新は「54+16」

ニュース画像 1枚目:ドイツ空軍 A400M 「54+16」
© AIRBUS S.A.S.
ドイツ空軍 A400M 「54+16」

エアバスは2018年1月15日(月)、ドイツ空軍に15機目のA400Mを納入したと発表しました。ビューロナンバーは「54+16」で、1月12日(金)に引き渡しされています。2017年はドイツ空軍に8機が納入されており、受注した53機の納入ペースを引き上げています。

A400Mは、積載能力、操作性、後続距離、短距離滑走路での運用能力などの性能から幅広い任務にしようされており、テロ対策の支援から人道支援に伴う物資輸送、災害地域への救援物資輸送などを手がけています。コクピット周りは、エアバスの民間機に採用されているフライ・バイ・ワイヤ・システムやヘッドアップディスプレイを備え、操作性と認識性が高められ、厳しい環境での離着陸にも対応できる装備が備えられています。

なお、エアバスは1月15日現在のA400M納入機数を56機、ドイツ空軍には15機目の納入と発表していますが、今回の納入で計16機を納入済みとみられます。納入国は現在までにドイツ以外にフランス、イギリス、スペイン、トルコ、マレーシアの6カ国で、このうちマレーシア空軍には4機を完納しています。

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