中国Y-9情報収集機、東シナ海と日本海を飛行 空自がスクランブル

中国Y-9情報収集機、東シナ海と日本海を飛行 空自がスクランブル

ニュース画像 1枚目:中国 Y-9情報収集機
© 航空自衛隊
中国 Y-9情報収集機

統合幕僚監部は2018年1月29日(月)、中国のY-9情報収集機が東シナ海から日本海を飛行したと発表しました。航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させて対処しており、これに伴う領空侵入はありませんでした。

Y-9は、アントノフAn-12をライセンス生産したY-8を、中国が独自に改良したターボプロップ4発の輸送機で、飛来したのは電波情報を収集するタイプとみられます。Y-9は東シナ海から対馬海峡を抜け、隠岐方面へ飛行したのち、同じ経路で東シナ海へ戻りました。

公開されている画像によると、尾翼には「9211」と記されています。「9211」は2016年10月に沖縄本島と先島諸島の間から太平洋へ飛行した際にも確認されている、Y-9JBとみられます。

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