海上自衛隊第1航空群所属のP-3Cが2018年2月16日(金)、北朝鮮船籍タンカー「Yu Jong2号」と「闽宁德油078」と表示がある船籍不明の小型船舶が、東シナ海の公海上で横付けしていることを確認、速やかに関係省庁と情報を共有しました。
この2隻は、接舷した上で蛇管を接続していたことから、何らかの作業に従事していた可能性があり、日本政府は総合的に判断した結果、国連安保理決議で禁止されている積替え、いわゆる「瀬取り」を実施していたことが強く疑われると判断しています。
外務省は同日、洋上で物資の積替え疑いのある事案として、国連安保理北朝鮮制裁委員会に通報、関係国と情報共有しています。