IHI、747など大型旅客機エンジンを転用した発電設備を受注

IHI、747など大型旅客機エンジンを転用した発電設備を受注

ニュース画像 1枚目:LM6000エンジン
© IHI
LM6000エンジン

IHIは2018年2月27日(火)、住友共同電力から航空機転用型ガスタービンを採用した、ガスタービン発電設備の建設工事を受注したと発表しました。

今回受注した発電設備の中心機器の「LM6000PF」は、747など大型旅客機に搭載されるGEのジェットエンジン「CF6-80C2」を発電用に転用したもので、高効率を誇る航空転用型のガスタービンです。CF6-80C2エンジンは、日本では日本航空(JAL)、全日空(ANA)の国内線向け747-400に搭載されていた実績があります。

受注した発電設備は住友化学の愛媛工場新居浜地区内に建設され、引渡しは2022年6月の予定です。IHIは今後も、発電機器、システムの提供、メンテナンスおよび運用支援サービスの展開を通じ、国内外で環境負荷の低減と電力の安定供給の両立に貢献していく方針です。

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