陸上自衛隊は2018年3月29日(木)、島根県隠岐郡隠岐の島町で発生した山林火災に対応しました。これは3月29日(木)に隠岐の島町で山林火災が発生し、消防による消火活動で鎮火に至らず、3月29日(木)6時45分に島根県知事から、出雲駐屯地の陸上自衛隊第13偵察隊長に対し、災害派遣が要請されました。
陸自は、6時40分に第13偵察隊のLOが島根県庁と隠岐の島町役場に向け駐屯地を出発、7時9分に中部方面航空隊のUH-1が2機、情報収集のため駐屯地を離陸したのを皮切りに、第13飛行隊のOH-6、UH-1が相次いで日本原駐屯地を離陸しています。また、8時36分に中部方面航空隊のCH-47が1機、空中消化活動のため分屯地を出発し、その後も中部方面航空隊のCH-47が空中消火活動のため活動しました。
活動は、3月30日(金)の7時15分、島根県知事から撤収要請が出されています。陸上自衛隊は、この対応に人員のべ7名、車両のべ3両、航空機のべ8機を派遣し、航空機での散水回数は22回、散水量は約165トンでした。