航空局、60歳以上のパイロット2名乗務を容認へ

航空局、60歳以上のパイロット2名乗務を容認へ

国土交通省が60歳から64歳までのパイロットの2人乗務を認める方針を固めたと、NHKなどが報道しています。航空局が開催している「安全に関する技術規制のあり方検討会」で検討されている内容で、正式には2012年5月にも決まる予定です。

パイロットの年齢制限は60歳の定年から、62歳、64歳と引き上げられてきました。ただし、この年齢で乗務できるのは2名のパイロットが乗務するうち、1名と決められていましたが、今回の方針が決定されると、2人ともに60歳以上のパイロットで運航する、という事が可能になります。

NHKの記事では「非常にメリットがある」と航空会社の雇用面を慮ったコメントも掲載されています。ただ、経験が豊富な方であっても、特に危険や危機など非常事態の対応に際して求められる瞬時の判断といった安全面が気になるところです。

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