アメリカ海軍、VFA-101が5月に復活

アメリカ海軍、VFA-101が5月に復活

アメリカ海軍は2012年4月5日、フロリダ州エグリン空軍基地でのF-35C受け入れ準備の模様をリポートしています。同基地では5月1日に第101戦闘攻撃飛行隊(VFA-101)が復活します。

VF-101グリムリーパーズは1952年5月に創設され、F-4ファントムIIとF-14トムキャットの要員を訓練し、2005年に解散しました。5月1日にはF-35Cのパイロットと整備員を訓練し空母へ送り出すFRS(Fleet Replacement Squadron)、VFA-101としてエグリン空軍基地で復活します。

当初海軍の教官はF-35の整備をロッキード・マーティンの社員から教わります。2015年には整備教官が誕生し、2017年から18年にかけて最初のF-35Cが実戦配備されます。海軍型のF-35Cは空母運用のため、F-35A/Bより大きな主翼と丈夫な降着装置を備えています。

VFA-101は統合飛行・整備訓練航空団であるアメリカ空軍第33戦闘航空団の一部となります。エグリン空軍基地には当初59機、3個飛行隊のF-35A/B/Cが配備され、アメリカ空軍、海軍、海兵隊のパイロットと整備員を教育します。最盛期には毎年2,000人の整備士と、100人のパイロットを供給することが期待されています。

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