キャセイ、医薬品向け温度管理コンテナ リース可能に

キャセイ、医薬品向け温度管理コンテナ リース可能に

ニュース画像 1枚目:キャセイパシフィック・カーゴ、ソノコ・サーモセーフと提携
© Cathay Pacific
キャセイパシフィック・カーゴ、ソノコ・サーモセーフと提携

キャセイパシフィック・カーゴは2018年4月10日(火)、貨物輸送で利用される定温保証梱包の分野で世界をリードするソノコ・サーモセーフと、温度管理コンテナ「ファーマポート360」のリースに関する新たなパートナーシップ契約の締結を発表しました。

この提携により、医薬品輸送を必要とする荷主は「ファーマポート360」を直接キャセイパシフィック・カーゴからリースすることが可能になります。「ファーマポート360」は厳密に5度の温度を保つハイブリッド技術を採り入れ、バッテリーを電源としながら、貨物の空輸時に使用されている競合のアクティブ型コンテナを大幅に上回る稼働時間を実現し、トラック輸送が長時間に及ぶ場合にも冷蔵トラックの手配を不要とします。

また、アメリカ連邦航空局(FAA)から認可を取得した統合遠隔測定システムが搭載されており、積載重量や外気温に関するクラウドベースのデータをGPSによる正確な位置情報とともにリアルタイムでの把握ができます。

キャセイパシフィック航空は、国際航空運送協会(IATA)が策定した医薬品輸送に関する国際品質認証であるCEIVファーマを取得した香港で最初の航空会社で、今回のソノコとの提携により、温度と時間の厳格な管理が求められる高価値な医薬品の航空輸送に際して、キャセイパシフィック・カーゴの物流プロダクトのひとつである医薬品輸送のさらなる拡充を図ります。

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