南アフリカのクルラ航空は、イギリスのウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんのウエディングに向けて「牛を贈る」という。同社はウィリアム王子に書簡を送り、この婚姻に祝意を伝えるために牛を贈りたいと伝えた。ただし、同社の公式Facebookページでの報告によると、バッキンガム宮殿からの正式な返答は無いという。
南アフリカの地方では婿が花嫁の家族に牛を贈る習慣があり、これに則った贈り物。男性が女性を養えることを示すため、牛の数が男性の財力や魅力を表す基準ともいう。ちなみに、実現すれば贈る牛は南アフリカから輸送するのではなく、英国の牛を贈るそうだ。理由は、輸送で発生する二酸化炭素を抑え、牛への負荷もかけないためという。
なお、贈る牛の数を決めるため、同社Facebookでアンケートを実施中。現在のところ、回答を平均すると25頭を贈ることになっています。ちなみに、同社は南アフリカ国内での宣伝戦略は「ずうずうしい」ということで知られているそうだ。