カンタス航空は2018年5月2日(水)、同社が保有する747-400を2020年に完全退役させる計画を発表、これにあわせ787-9を6機、追加発注すると発表しました。これにより、747-400が退役する2020年末までに787は14機体制となります。
787-9の導入で、747と比べ燃費効率や経済性に優れた長距離路線に投入する機材を拡充します。カンタス航空は2018年3月24日(土)から、パース/ロンドン線に就航し、オーストラリアとヨーロッパを直行で結ぶ初めての定期便の運航を開始しています。787の機材数の増加により、アメリカ、アジア、南アフリカ、ヨーロッパ各地にドリームライナーの投入を予定しています。
カンタス航空の787はビジネス42席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー166席の236席で、747-400の364席より座席数は減少するものの、同社の戦略であるビジネスとプレミアム・エコノミーに重点を営業戦略を反映した機材となります。
現在、保有する787-9は4機ですが、2018年末までにさらに4機を受領する予定で、2019年から2020年半ばまでに6機が納入される予定です。