航空自衛隊は2018年5月15日(火)、新たにF-35AライトニングIIを三沢基地に追加配備しました。小野寺防衛相が公表しました。これとあわせ、今後の配備計画を明らかにし、5月26日(土)にアメリカで教育訓練や試験などに使用していた5機を配備します。
これにより、5月15日は三菱重工小牧南工場で最終組立・検査された国内FACO3号機、「89-8707」が配備されて2機となり、5月26日にはロッキード・マーティンで製造された「69-8701」「69-8702」など4機が初めて日本に飛来するほか、国内FACO1号機「79-8705」が帰還します。これにより、三沢基地のF-35Aは計7機体制となります。2018年度中に、さらに3機が三沢基地に配備され、計10機体制となる予定です。
防衛相はF-35A配備について、繰り返し防空能力の向上に加え、統合運用や日米の相互運用能力の強化につながるとの考えを示し、今後もF-35Aを着実に導入していく方針を示しています。