クエスト・エアクラフト、次世代Kodiak 100シリーズIIを発表

クエスト・エアクラフト、次世代Kodiak 100シリーズIIを発表

ニュース画像 1枚目:次世代Kodiak 100シリーズII投入へ
© Quest Aircraft
次世代Kodiak 100シリーズII投入へ

クエスト・エアクラフト・カンパニーは2018年5月30日(水)、Kodiak 100の改良版として次世代Kodiak 100シリーズIIを発表しました。この次世代機は、標準装備としてアビオニクスにはガーミンG1000Nxi、デジタル4-in-1スタンバイ、AOA表示器、運航支援ナビゲーターのFlight Stream 510などを搭載しています。これにより、パイロットの運航支援によるコクピット装備を強化します。

コクピットでは、このほかUVプロテクションや人間工学に基づいたローゼン・サンバイザー、ハードワイヤードBoseヘッドセット用のLEMOプラグが組み込まれています。機体は重量の軽量化と機能性の向上をめざし、貨物ドアのステップを再設計しているほか、防音と客室の換気を高める機体の強化が施されました。さらに、給油口の改良も選択できるようになります。

Kodiak 100は、2008年の市場投入からこれまで200件を超える改良が加えられており、特に新しい客室装備の選択、着陸重量の増加、ガーミンGFC 700 AFCSの統合などのアップグレードが施されています。クエスト・エアクラフトはKodiak 100とともに、今回発表したシリーズIIの受注も開始しており、この次世代機の1機目の納入に向けた製造も着手済みです。

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