エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは2018年5月21日(月)、アカギヘリコプターが所有するSA315B(ラマ)が、神戸事業所に飛来したと明らかにしました。飛来したSA315Bの機体記号(レジ)「JA9397」は、日本で運航されている最後のラマとなり、2018年夏に退役します。
アカギヘリコプターの中島篤志取締役兼吉野基地長は、同機は約30年にわたり、吉野杉を輸送する重要な役割を担い続けたラマについて、「険しい山林地帯での高高度作業においても操縦性能の高さが秀でており、まさに信頼のおける製品でした」とコメントしています。
アカギヘリコプターはSA315の退役に伴い、H125を1機発注、5月28日(月)に就航しています。H125は、日本国内でも実績のあるエキュレイユ・ファミリーの小型単発機で、現在89機が運航されています。