大阪北部での地震、国交省が愛らんどとほくりくを投入へ ヘリサット配信

大阪北部での地震、国交省が愛らんどとほくりくを投入へ ヘリサット配信

国土交通省は、2018年6月18日(月)7時58分に発生した大阪北部を震源とする地震による影響について、11時現在の対応状況をまとめました。国土交通省関連は本省、近畿地方整備局、近畿運輸局、国土地理院、気象庁が非常体制で対応にあたっています。

国交省は災害対策用ヘリコプターを派遣し、愛らんど号は9時20分に高松空港を出発、10時20分に八尾空港へ到着、ほくりく号が9時50分に新潟空港を離陸、12時50分に八尾空港に到着しています。いずれもヘリサット配信予定で、職員は搭乗しないものの、カメラマンが搭乗します。

海上保安庁は回転翼機で大阪湾内の沿岸部について被害状況を調査、固定翼と回転翼機で近隣の徳島、和歌山県の沿岸部で被害状況を調査しています。巡視船艇も使った調査では、巡視船艇が32隻、航空機が3機で対応しています。

NEXCO西日本、阪神高速とも高速道路を点検しており、通行止めを実施していました。このうち、NEXCO西日本が管理する高速道路は13時に通行止めはすべて解除されました。名神高速道路の吹田IC/豊中IC間の上り線は橋との接続部の路面盛り上がりが確認されており、走行車線規制が行なわれています。阪神高速も、13時20分に全線・全区間の通行止めを解除しています。これにより、空港へのアクセスについても多少の改善が期待されます。

空港関連では、関西エアポートが発表している通り、伊丹、関西、神戸の3空港は滑走路の異常は確認されておらず、運用上の問題はありません。旅客ターミナルでは伊丹で崩落、壁面ひび割れが発生しています。八尾空港についても、滑走路に異常は無く、空港施設にも異常はありません。

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