海上保安庁は2018年6月27日(水)から7月21日(土)まで、国際協力機構(JICA)の枠組みによる「海上犯罪取締り」研修を実施します。研修は国際法をはじめ、国際犯罪の取締り等に関する講義、捜査活動に関する実技、海上保安庁の各施設見学を予定しています。
この研修は、2000年4月の「海賊対策国際会議」で合意された「アジア海賊対策チャレンジ2000」に基づき、2001年度以降に毎年実施されており、2018年で18回目となります。これまで計25カ国1地域、295名の研修員が参加しています。
研修期間中、研修員は横浜海上防災基地の見学、福岡空港内の福岡航空基地見学を含め、東京や神奈川、広島、福岡の海上保安庁の施設で、海上犯罪取締りに関する捜査手法を修得します。参加国はジブチ、インド、インドネシア、ケニア、マレーシアなどの13カ国で、2018年はバヌアツから1名が初参加します。詳しくは、海上保安庁のウェブサイトを参照ください。