MH-60R/Sのコクピット等をロッキード・マーティンが受注

MH-60R/Sのコクピット等をロッキード・マーティンが受注

ロッキード・マーティンは2012年4月5日、アメリカ海軍からMH-60R/Sヘリコプター200機分以上のデジタル・コクピットと統合ミッション・システム、センサーを受注したと発表しました。これは5年間で10.5億ドルの契約です。

アメリカ海軍ではすでに300機以上のシコルスキーMH-60Rと、MH-60Sを運用しています。MH-60Rは対潜水艦/対水上艦戦用のヘリコプターで、今回の契約により162機分のコクピットと統合ミッション・システム、センサーを供給します。MH-60Sは艦対艦輸送/捜索救難/近接防衛用のヘリコプターで、同じく62機分のデジタルコクピットを供給し導入計画を終了させます。

この契約により予定通りMH-60R/Sが引き渡され、複数年契約により毎年10%以上のコストを削減しているとロッキード・マーティンは強調しています。

MH-60R/Sはコネチカット州ストラトフォードのシコルスキーで製造され、ニューヨーク州オウィーゴでデジタル・コクピットやシステムが搭載されます。

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