アジア航測は2018年7月12日(木)、7月5日(木)から7月8日(日)にかけて発生した西日本豪雨災害で、被災地の航空レーザ計測を実施し、ウェブサイトに情報を公開しています。
計測されたデータは、高知県長岡郡大豊町にある高知自動車道立川トンネル南側の橋梁崩落箇所、愛媛県宇和島市吉田町の土砂崩壊の多発箇所、京都府福知山市大江町の土砂崩壊による河道閉塞箇所です。これらのデータは、7月11日(水)に計測されたものです。
この計測のうち高知と愛媛県はセスナ208、機体番号(レジ)「JA13AJ」を使用したとみられます。アジア航測はこの機体に、日本で初めて導入されたカナダのテレダインオプテックの「ALTM GALAXY(ギャラクシー) T1000」で実施しました。この新型の航空レーザ計測装置は固定翼、回転翼とも遜色のない高密度な計測ができ、飛行速度が3倍以上早く、コスト削減、飛行時間の短縮につながります。なお、福知山市の計測は回転翼で実施されています。
ウェブサイトで公開している画像については、災害写真の使用許諾申請書をFAX、郵便、またはeメールで送付すると、審査のうえで許可書が送付されます。ただし、使用目的や形態によって使用料金が発生する場合、または無許可や申請の内容に違反した場合には、許諾の取り消しや損害賠償を請求する場合もあります。この二次利用を含め、詳しくは、アジア航測のウェブサイトを参照ください。