台湾拠点に運航準備を進めるスターラックス・エアラインズ(星宇航空)は2018年7月16日(月)、エアバスとA350XWBを17機購入する契約を締結しました。ファンボロー・エアショーで公表された契約で、A350-1000が12機、A350-900が5機で、2021年後半から納入が開始されます。
スターラックス・エアラインズは、A321neoを10機、リースで導入する予定で、これを使い、当初はエアバス機のみで運航を開始します。また、今回の契約により台湾を拠点とする航空会社で初めてA350-1000を導入します。このA350-1000の1機目は、2022年第3四半期に受領する予定です。このA350は、将来の太平洋路線に投入される計画です。
また、A321neoについてCFMインターナショナルとLEAP-1Aエンジンのスペア購入について契約を締結しました。同社の計画では2019年10月にA321neoを受領し、A350-900を2021年後半に受領、2024年末までに27機体制で、アジアや北米の20都市に就航する計画です。
スターラックス・エアラインズは、エバー航空の代表を勤めていた張国煒氏が設立、台湾を拠点とするプレミアム・エアラインとして就航をめざしています。