ピーチのパイロットチャレンジ制度、初の説明会 エントリーは2千名超

ピーチのパイロットチャレンジ制度、初の説明会 エントリーは2千名超

ニュース画像 1枚目:説明会の様子
© Peach Aviation
説明会の様子

ピーチは、ANAグループ、エアバス、三井住友銀行の協力で展開する、パイロット育成プログラム「Peachパイロットチャレンジ制度withAIRBUS」を創設、2018年8月24日に大阪で第1回目の応募者向け説明会を開催しました。チャレンジ生の募集を8月6日(月)に開始、8月24日(金)現在で2,000名超のウェブエントリーを受け付けています。

第1回目の説明会は40名超が参加し、プログラムの概要説明や現役パイロットによる体験エピソード紹介などを聞きました。参加した20代男性は「これまでにない、新しい取り組み。制度に関する細かい質問にも答えていただき、理解が深まった」や、30代女性は「現役パイロットの方の話を聞き、志す気持ちがさらに高まった。パイロットとして長く働きたいと思っており、ピーチにはその環境があると感じた」など、期待感を表すコメントが上がりました。ピーチは今後、東京会場を含め、複数回に渡る説明会の開催します。

このチャレンジ制度は、ピーチが選定した高い水準の訓練プログラムを通じ、エアラインパイロットに必要なライセンスを取得します。訓練は、海外での欧州航空安全庁(EASA)ライセンス取得訓練と、国内で実施される国土交通省航空局(JCAB)ライセンス取得訓練の2部制で構成しています。

訓練費用は自己負担ですが、ピーチは「パイロットチャレンジ生」に対し、ヨーロッパなどで行われる訓練時の生活費などに活用できる「チャレンジ手当」を支給し、三井住友銀行が協力し、海外でのライセンス取得時の費用支払いに利用できる「訓練費用サポートローン(仮称)」を準備しています。

国内訓練は本田航空で8カ月間、日本のライセンスへの切り替えに必要な学科教育や実機訓練を行います。海外訓練を終了し、ピーチ自社養成訓練生として入社すると、その後に必要な国内での訓練費用は、ピーチが全額負担します。

ピーチは、2020年以降に50機超の機材で、国内線、国際線あわせて50路線以上の規模で、路線ネットワークを拡充する計画です。

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