エアバス、A330-900の型式証明をEASAから取得

エアバス、A330-900の型式証明をEASAから取得

ニュース画像 1枚目:TAP塗装のA330-900
© AIRBUS S.A.S.
TAP塗装のA330-900

エアバスは2018年9月26日(水)、A330-900についてヨーロッパ航空安全庁(EASA)から型式証明を取得したと発表しました。アメリカ連邦航空局(FAA)の型式証明についても近く取得できる見込みです。

A330-900は「A330neo」としてマーケティング展開されていたもので、効率性と柔軟性を高め、短距離から長距離路線まで、さまざまな市場に対応できる機種として現行のA330ファミリーの最新機材です。この型式証明の受領で、ローンチ・カスタマーのTAPポルトガル航空へ数週間で納入される予定です。

エアバスは2017年10月19日、A330-900で初飛行し、TAPポルトガルと共同で実施したルートプルービングテストで12カ国以上に飛行しています。これを含め、テスト飛行では2機で1,400飛行時間を記録しています。

A330neoは、A330-900とA330-800で構成された新世代のA330ファミリーで、ロールス・ロイスのトレント7000エンジンを搭載し、新たな3Dで最適化された主翼、軽量コンポジット材料を使用した新たなシャークレットを搭載しています。これらの改善により、同タイプの機種と比較し、燃料消費量が25%も削減されます。

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