オーストラリア空軍、ウィリアムタウン空軍基地にF-35Aを初配備

オーストラリア空軍、ウィリアムタウン空軍基地にF-35Aを初配備

ニュース画像 1枚目:オーストラリア空軍に初配備されたF-35A
© Commonwealth of Australia, Department of Defence
オーストラリア空軍に初配備されたF-35A

オーストラリア空軍は2018年12月9日(日)、F-35統合打撃戦闘機がウィリアムタウン空軍基地に到着したと公表しました。オーストラリア空軍はF-35Aの配備により、F/A-18A/Bの「クラシック」ホーネットを更新します。クリストファー・パイン国防相、スティーブン・シオボ防衛産業相がウィリアムタウン空軍基地で初配備となる2機の到着を歓迎しました。

パイン国防相はオーストラリア空軍が新たな時代に入るとの認識を示し、世界で最新の多用途ステルス戦闘機は、次世代能力のメリットとしてインテリジェンス活動、監視、偵察能力も大幅に向上するとコメントしています。

オーストラリア政府は、F-35戦闘機を少なくとも72機購入、およそ170億ドルの予算措置を講じています。F-35はオーストラリア政府が策定した2,000億ドルの防衛計画の中でも主力となり、オーストラリア空軍史上、最高額の調達となります。

オーストラリア空軍向けのF-35Aは2017年に初めて、オーストラリアのアバロン空港でのエアショーでお披露目されており、今回が初の配備となります。オーストラリア空軍はF-35Aをウィリアムタウン空軍基地とティンダル空軍基地に配備し、アメリカ、日本、韓国などF-35導入国とも連携する計画です。

なお、アメリカからオーストラリアまでの移動時は、ルーク空軍基地からヒッカム統合基地を経由してオーストラリアに到着しています。

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