定時性高い路線は羽田/新千歳線と羽田/福岡線、航空・空港で日本が上位

定時性高い路線は羽田/新千歳線と羽田/福岡線、航空・空港で日本が上位

中国系の航空データ提供会社VariFlightは2019年1月3日(木)、2018年の空港、航空会社の定時運航をまとめ、公表しました。これによると、伊丹空港と日本航空(JAL)、新千歳発羽田着が空港、航空会社、路線でもっとも定時性が高い実績を記録しました。

調査は空港を1カ月6,000便以上を大規模、1カ月2,000便から6,000便未満と中規模、航空会社は1日400便超を大規模、1日200便から400便未満を中規模とそれぞれ規定しています。定時性は登録されたスケジュールと実際の発着が30分以内と設定した調査で、12月中のデータをまとめたものです。

定時性出発の大規模空港部門では、伊丹が93.87%、新千歳92.30%で1位と2位、ホノルルを挟み、4位は羽田で86.75%、さらに福岡が84.14%、関西が84.08%で9位、10位と世界ベスト10に日本の5空港が入りました。中規模でも仙台が92.43%で2位、宮崎が91.94%で3位、セントレアが90.38%で7位、鹿児島が90.20%で8位と上位に4空港が入りました。

航空会社の定時性は、大規模部門でJALが95.83%で1位、平均の到着誤差は5.72分でした。2位はカタール航空で95.51%、3位に全日空(ANA)が95.50%、ついでエミレーツ航空、アエロフロート・ロシア航空と続きました。中規模部門では、1位のコパ航空が97.31%、2位のハワイアン航空が96.27%、3位はシンガポール航空で95.24%でした。

アライアンス別で見ると、ワンワールドが90.51%、スカイチームが89.56%、スターアライアンスが88.56%となり、格安航空会社で結成されているU-Flyが83.85%、バリューアライアンスが83.19%となりました。

路線別の定時性では、上位4位まで日本の国内2路線が往復で入っています。1位は新千歳発羽田着で94.83%、2位は羽田発福岡着が91.99%、3位は羽田発新千歳着が88.91%、4位は福岡発羽田着が86.25%でした。

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