成田国際空港(NAA)は、丸紅とZMPの合弁会社のAIROと2019年1月28日(月)から1月30日(水)まで3日間、自動走行車両による実証実験を実施します。
この実験は、丸紅グループのスイスポートジャパンのグランドハンドリングスタッフが輸送を想定したルートを、ZMPが開発した自動走行車両で走行します。実験を通じて、環境やルールが異なる空港制限区域内で、自動走行車両の課題確認やデータを収集します。
「AIRO」は空港ビジネスのノウハウを広く持つ丸紅と、自動運転技術や自動運転車両管理システムなどを開発・提供しているZMPが設立した合弁会社です。国土交通省航空局が国内で初めての取り組みとして公募した「空港制限区域内の自動走行に係る実証実験」の実施者としてAIROは、今回の実証実験の準備を進めてきました。
NAAはグランドハンドリング業務を支援するため、国交省と官民で自動走行技術などの新技術の活用に取り組んでおり、この実証実験で安全面の支援など、全面的に協力する方針です。