ボンバルディアは2012年5月11日、リアジェット85計画の進展状況を公表しました。
それによると、2機の飛行試験機と地上試験機の作業および、複合材パーツの生産は順調に推移しており、機首と胴体、垂直尾翼、テールコーンの接合作業もカンザス州ウイチタ工場やメキシコのケレタロ工場で始まっています。また、北アイルランドのベルファースト工場で生産された主翼パーツも、ケレタロへ運ばれ主翼の組み立ても始まりました。P&WカナダのPW307Bエンジンもウイチタの最終組み立てラインにあります。
4月30日にはリアジェット85の生産飛行施設とペイント施設、デリバリーセンターがウイチタ工場で起工し、新たな段階へ移行しました。
リアジェット85は複合材構造を採用した新しい中型ビジネスジェットで、マッハ0.82の高速巡航で5,556キロを飛行することが出来ます。